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年齢出やすい「手肌」のおすすめケア

      2024/08/22

普段、何気に見られている「手」。
シワはもちろん、くすみや浮き出た血管など、年齢が出やすいパーツでもあります。

そこで今回は、手肌のエイジングサインの原因と、自信のある手元をつくる「手肌ケア」をご紹介。日常生活の隙間時間や夜のお休み前などに、ぜひ実践してみてください。

乾燥が年齢サインにつながる

手はそもそも皮脂腺が少なく、潤いが維持しにくい部位。普段の手洗いや家事などで頻繁に水に触れることが多く、水分が蒸発する時に逆に、手肌の潤いも奪われるほか、外気にさらされるなど、常に乾燥のリスクがつきまといます。

潤いを失い乾燥した手は、シワができやすくなるほか、くすみも引き起こすなど、エイジングサインが顕著に現れます。

手が乾燥する原因

過度な手洗い

新型コロナが発生して以後、より多くの人がより頻繁に手を洗うようになりました。手洗いは、ウイルスの蔓延を防ぐ最も効果的な方法のひとつで、頻繁な手洗いは感染拡大を食い止めるのに役立ちますが、洗いすぎによって皮膚が非常に乾燥し、湿疹や皮膚炎を起こす危険性が高くなります。

天候、気温・湿度などの外的ダメージ

天候、特に寒暖差にさらされることは、手の乾燥の主な要因です。暑い季節には、手が汗や過度の湿気に反応するため、手に湿気がたまります。さらに、冷房の効いた空気に手をさらすと、気温の変化により空気中の水分が減少し、肌が乾燥してつっぱります。また、冬の寒い季節は外気が乾燥するほか、暖房で温められた空気は水分が少なく、室内の湿度が低くなります。湿度が低くなると、私たちの身体は水分を保持しようと必死になり、肌や手の乾燥を引き起こします。

刺激の強い石鹸やシャンプー

手肌をキレイにする石鹸やボディソープ、シャンプーには刺激の強い成分が含まれていて、かえって害を及ぼしていることがあります。毎日使うものだからこそ、マイルドで肌に優しい石鹸や、敏感肌用に作られた石鹸を選ぶ必要があります。また、新型コロナ以後、アルコール消毒をされる方も増えたと思いますが、アルコール消毒をした手は肌表面のバリア機能が低下し、皮脂や水分が維持できなくなり乾燥しやすくなります。

ちなみに、熱いお湯は肌を乾燥させ、肌から重要な油分を奪ってしまうので、手洗いの際やお風呂に入る時は、温かいお湯を使うようにしましょう。

おすすめ手肌ケア

保湿

エイジングサインの敵は、乾燥。若々しい顔の印象も、手元がシワシワだと台無しです。年齢を出さないためにも潤いをしっかり保つ保湿ケアが大切になります。特に、手洗い後など水に触れた後の自然乾燥は避けること。手肌のそもそもの水分も一緒に蒸発してしまい、乾燥しやすくなります。洗った後はすぐにハンドクリームなどを使って水分蒸発を防ぎ、潤いを与えましょう。

マッサージ

血行不良になると、肌の隅々に栄養をきちんと届けられなくなり、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れます。ターンオーバーのサイクルの崩れは、乾燥の他、シミやくすみ、シワなどのトラブルを引き起こします。マッサージすることで血の巡りを良くし、正常なターンオーバーを促しましょう。

おすすめハンドクリーム

保湿やマッサージケアで使いたいハンドクリームをご紹介します。手肌の乾燥対策には、潤いを与える成分ことはもちろん、水分蒸発を抑える成分(ワセリンなど)、肌に柔軟性を与えるエモリエント成分が入っていることも重要です。

[O’Keeffe’s]WorkingHandsハンドクリーム

高濃度グリセリンやアラントイン配合。乾燥した手のpHバランスを調整しながら、潤いをたっぷり与えると同時に、ガサガサした肌の修復をサポートします。無臭でべたつかず、就寝時やお風呂・手洗いの後などシーンを選ばず使えます。

[BIODERMA]アトデルム・ウルトラリペアハンド&ネイルクリーム

フランスのスキンケアブランド、ビオデルマのハンドクリームです。肌の奥深くまでしっかり潤わせてバリア機能を高め、強くしなやかな手肌に導きます。外部刺激から肌表面を守る植物由来の成分も配合。敏感肌の方や、乾燥で手が荒れやすい方におすすめ。

また、外出時、紫外線対策で長袖を着ている方も多いかと思いますが、うっかり忘れてしまうのは手の甲や手首周りなど、袖から出てしまう部分。紫外線は、肌のハリに関わる弾性繊維に影響を与えます。日焼け止め効果のあるクリームを指先まで塗るなど、しっかりカバーしてあげましょう。その際は、SPF15以上のものがおすすめです。

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