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ハイミーや味の素は体に悪い?やばいと言われる理由と安全性を科学的根拠で解説【薬剤師監修】

      2026/02/25

🛡️ 薬剤師としての結論

味の素が「体に悪い」というのは誤解です。

国連(FAO)や世界保健機関(WHO)の専門家会議でも、その安全性は明確に認められています。原材料はサトウキビを発酵させて作られる「グルタミン酸ナトリウム」。味噌や醤油と同じ発酵食品のプロセスから生まれた、科学的に根拠のある調味料です。

『味の素は体に悪い』『子供には食べさせないほうがいい』
SNSの不確かな投稿を目にして、ご家族の健康、特に小さなお子様の将来が不安になっていませんか?

なぜ、これほどまでに味の素は「怖い」と言われ続けるようになったのでしょうか?

💊
この記事では、薬剤師が『科学的な安全性』を解説するのはもちろんのこと、あなたが抱える『なんとなく怖い』という不安や、『手抜きだと思われる罪悪感』といった感情的な悩みまで、優しく解き明かしていきます。
この記事で何度か出てくる味の素もグルタミン酸ナトリウムもMSGも。すべて同じものです。
オオサカ堂コンテンツ制作チーム

【監修】オオサカ堂 コンテンツ制作チーム

おかげさまで28年間、安心信頼の個人輸入代行・オオサカ堂のコンテンツ制作チーム。専門知識を活かし、正確で分かりやすい情報発信を心がけています。 薬剤師資格保有者が監修。

目次

【結論】味の素(グルタミン酸ナトリウム)は体に悪い・やばいは嘘!科学的に安全性が証明

結論から言うと、味の素が体に悪いというのは大きな誤解です。その安全性は、単なる企業の主張ではなく、世界中の厳しい公的機関が数十年にわたる研究によって認めています。

安全性は科学的に証明済み
  • 成分の正体:
    味の素の主成分は「グルタミン酸ナトリウム(MSG)」。昆布のうま味と同じ成分であり、サトウキビなどの植物由来の糖分を麹菌(発酵)の力で分解して作られます。
  • 国際機関による評価:
    1987年、国際的な食品添加物の専門機関であるJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)は、グルタミン酸ナトリウムを「人の健康を害することはない」と評価しました。その安全性は極めて高く、「一日の許容摂取量を特定しない(=制限を設ける必要がない)」という最高レベルの結論が出されています。
  • 日本国内での承認:
    日本でも1960年に食品衛生法に基づき、厚生省(当時)によって安全な食品添加物として正式に認められています。

「味の素(グルタミン酸ナトリウム)」は体に悪いがデマといえる科学的な理由

味の素が体に悪いはデマ

SNSやインターネットで語られる「味の素(化学調味料)はなんとなく避けている」という声。しかし、その不安には実態があるのでしょうか?薬剤師の視点で見れば、これらは根拠のないデマといえます。

🗣️ よくある不安の声
「神経毒だ」 「発がん性がある」 「人工物で危険」

これらの説は、現在の栄養学および毒性学において明確に否定されています。味の素の正体は、自然界にも存在する成分の組み合わせにすぎません。

🌊
グルタミン酸 昆布やトマトの旨味
🧂
ナトリウム 食塩の構成成分
🥢
味の素 グルタミン酸Na

グルタミン酸ナトリウムにはADIの設定がない

🌍
JECFA(ジェクファ)の結論
WHO/FAO合同の世界的権威である専門家機関による公式評価です。
JECFA評価結果
ADI(一日摂取許容量)を
設定しない

= 制限を設ける必要がない

✕ データ不足で決められない? 「分からないから保留」という意味ではありません。
◎ 制限の必要がない あらゆる試験の結果、安全性が高いため、「上限を決める必要がない」という評価です。
🧂 唯一の注意点は「塩分」

味の素が「やばい」とされる唯一の現実的な側面は、ナトリウム(塩分)を含んでいることです。摂りすぎれば塩の摂りすぎと同様のリスクがありますが、それは「毒性」ではなく「調味の適量」の問題です。

科学の結論:味の素は、適切に使えば減塩を助け、食生活を豊かにする「安全なお墨付き」の調味料です。

ADI(1日摂取許容量)は毎日食べても人体に害を及ぼさない量の基準

食品の安全性を語るうえで絶対に外せない「ものさし」が、ADI(1日摂取許容量)です。この基準がどれほど厳格に、そして「一生分」を計算に入れて作られているかを知ると、味の素に対する見方が変わるはずです。

■ ADIとは何か?「毎日・長期・蓄積」まで見込んだ安全の目安

ADI(1日摂取許容量)とは、人が一生にわたって毎日摂り続けたとしても、健康に悪影響が出ないと推定される量を体重あたりで示したものです。

ポイントは、たまに口にする量ではなく、「毎日・生涯」という非常に厳しい条件で評価されていること。日常の食事よりもずっと長く、ずっと継続して摂る状況を前提に安全性が検討されています。

■ ADIは「危険ライン」ではなく、余裕を持たせた基準

ADIは安全と危険の境目を示す線ではありません。むしろ、安全側に大きく余裕を取るための目安です。

「少しでも超えたらすぐに危険」という性質のものではなく、長期間の摂取でも影響が出ないよう、かなり慎重に設定されています。実際の生活で想定される摂取量よりも、さらに厳しい条件で安全性を確認しているのです。

■ ADIはどのように決められるのか(100分の1という安全設計)

ADIはまず、動物試験などから「影響が見られなかった最大量(無毒性量)」を確認するところから始まります。

そのうえで、動物と人の違いや、年齢・体質といった個人差などの不確実性を見込み、通常はその値を大きく引き下げて(およそ100分の1程度)人の基準を設定します。

例えるなら、「100kgの重さに耐えられることが確認された頑丈な橋に対して、実際の通行を『1kgまで』に制限している」ような状態。壊れる直前を基準にするのではなく、十分すぎるほど安全側に寄せているという考え方です。

■ 「毎日摂ると体に蓄積するのでは?」という不安も含めて評価されている

ADIは一度の摂取ではなく、長期間にわたる継続摂取を前提にした評価です。つまり、「少量でも毎日摂れば体に溜まり続けて危険になるのではないか」という懸念も最初から想定されています。

長期試験では、継続して摂取した場合の変化や体内での蓄積の可能性まで観察されます。単発の影響ではなく、積み重なった場合にどうなるかまで確認されたうえで基準が作られています。

💡 身近な蓄積しやすい栄養素:脂溶性ビタミン

自然由来でADIの設定はありませんが、蓄積性のビタミンに脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)があげられます。これらは体の脂肪や肝臓に蓄えられやすい性質を持ち、大量に摂り続ければ過剰症が問題になることがあります。
自然由来で体に必要な成分であっても、量が多く、かつ体に残りやすい性質があればリスクになり得ます。 だからこそ、蓄積しやすい物質については、長期摂取を前提に安全域が慎重に検討されます。ADIの考え方も同様で、体内に残る可能性まで含めて評価されています。

■ だからこそ「量」という視点が重要になる

食品の安全性は、含まれているかどうかだけで判断されるものではありません。「どのくらいの量を、どのくらいの期間摂るのか」、そして「体内でどのように代謝されるのか」。こうした要素を総合して評価されます。

ADIは、長期摂取や蓄積の可能性まで見据え、現実の食生活よりも厳しい条件で安全性を確認し、さらに余裕を持たせて設定された基準です。

科学的な視点:
「少しでも入っていたら危険か」という発想ではなく、実際の摂取量が「安全域」の中にどれだけ収まっているかを見ることが、正しい理解への近道です。

pharmacist-men

これは他の食品添加物や糖質に対する不安にも同じことが言えます。実際には国際機関で安全と評価されているものであっても人はなぜ不安になってしまうのか。それは『摂取上限(ADI)』の概念や現実的に摂取する量の概念が抜け落ちていることが原因と言えるのではないでしょうか。

💡 あわせて読みたい

味の素は体に悪い。やばいという誤解がなぜ生まれたのか?3つの歴史的背景

味の素が体に悪いという3つの誤解

科学的に安全性が証明されているにもかかわらず、なぜ「味の素は体に悪い」というイメージがこれほど定着してしまったのでしょうか。それには、時代背景と不運な呼び名、そして人の心理が深く関わっています。

誤解の背景1:1960年代の「中華料理店症候群」という誤解

最初のきっかけは、1968年にアメリカの医学雑誌に投稿された一通の手紙でした。これがいわゆる「中華料理店症候群」の始まりです。

「中華料理店症候群(CRS)」の正体
過去の報告(1960年代)

アメリカの中華料理店で食事をした後に頭痛やめまいが起きるのは、「大量の味の素(MSG)」のせいではないかと疑われ、世界中に不安が広がりました。

現在の科学的結論

その後の厳密な調査で、MSGの摂取と症状の間に明確な関係はないことが証明されています。

考えられる真の原因
  • 大量に使用された塩分(ナトリウム)の影響
  • 酸化した古い油の使用
  • 一緒に摂取した他の食材へのアレルギー反応

誤解の背景2:「化学調味料」という言葉の誕生とネガティブなイメージ

  • 1950〜60年代 名称の誕生とポジティブな響き

    NHKの料理番組で商品名を避けるために使われ始めた一般名称。当時は「化学=先進的」という憧れの対象でした。

  • 1970年代〜 公害問題によるイメージの暗転

    公害が社会問題化すると「化学」は一転して「人工的で怖い」という印象に。ここから誤解が加速しました。

  • 1980年代〜現在 「うま味調味料」への変更

    実態(発酵製造)に即した表現にするため、現在は公的に「うま味調味料」と呼ばれています。

誤解の背景3:メディアやSNSによる影響

味の素に対する「なんとなく怖い」という感情。その原因の一つはメディアでの描かれ方や、SNS特有の心理効果にあります。具体的な付き合い方は「味の素との賢い付き合い方」でも詳しく触れています。

📚 メディアの力

かつての超人気料理漫画等での「化学調味料は悪」という極端な描写が、当時の読者の共通認識となってしまいました。

📱 SNSでの拡散

SNSでは否定的な声ほど目立ちやすく、それが新たな「怖さ」の再生産に繋がっています。

ネガティビティ・バイアス (Negativity Bias)
社会的証明 (Social Proof)

世界が認めた味の素の安全性|主要機関による公式評価まとめ

「味の素(グルタミン酸ナトリウム)」の安全性は、日本国内だけでなく、世界中の公的機関によって何十年も前から認められています。ここでは、食品の安全基準を定める世界トップクラスの3機関による見解をまとめました。

🇺🇳 JECFA FAO/WHO合同食品添加物専門家会議

世界中の研究データを統合し、1987年に「一日の摂取制限を設けない」と結論。これは、通常の食事で使う分には一生食べ続けても健康に全く影響がないことを意味する、最高ランクの評価です。

最高ランクの安全性
🇪🇺 EFSA 欧州食品安全機関

2017年に最新の科学知見に基づき再評価を実施。通常、添加物は定期的に見直されますが、MSGについては「現状の摂取レベルにおいて安全性に懸念はない」との評価を維持しています。

最新の科学で安全を再確認
🇺🇸 FDA 米国食品医薬品局

MSGを「GRAS(一般的に安全と認められるもの)」に分類しています。これは食塩や砂糖、ベーキングパウダーなどと同じカテゴリーであり、米政府によって安全性が公的に保証されています。

米国政府が安全性を保証

✨ 2026年現在、これら主要機関の評価を覆すような科学的データは一つも報告されていません。

pharmacist-men

EFSAは保守的アプローチで数値上限を設定しています。これはラットの反復投与毒性試験でNOAEL 3,200 mg/kg bw/dayを基に、不確実性係数100を適用してADIを算定しています。

味の素が体に悪いとされる12の理由を薬剤師が科学的に徹底検証

味の素が体に悪い12の理由まとめ

SNSやネット上で囁かれる「味の素がやばい」とされる12の噂。これらが科学的に見てどうなのか、薬剤師が膨大な資料をもとに徹底的に検証しました。結論から言えば、そのほとんどは古い情報の誤認か、根拠のないデマです。

理由1:味の素のグルタミン酸ナトリウムに発がん性がある?

✅ 発がん性の根拠は一切ありません

味の素(MSG)は日本や欧州の厳しい安全性試験をクリアしています。がんを引き起こす性質(変異原性)がないことが科学的に証明されています。

理由2:味の素は脳に影響する「神経毒」って本当?

✅ 通常の食事量で脳に届くことはありません
誤解の元:ラットの新生児への「大量皮下注射」実験
真実:人間が口から摂取した場合、腸で代謝されるため脳へは影響しません
pharmacist-men 薬剤師

一般的な食事でのMSG摂取はこれらの高用量とは桁違いに低く、通常の摂取量では神経毒性は問題ないとわかります。また、人間の体には血液脳関門があり、経口摂取物はここで厳密に制御されています。口からの摂取では脳の濃度にはほとんど影響を与えません。

FDA(米国食品医薬品局)も、通常の食事量であれば神経系へのリスクはないと明言しています。

理由3:「覚せい剤の親戚」という話は本当?

✅ 科学的に全く無関係のデマです

「見た目が白い結晶だから」という安易な連想から生まれたデマです。化学構造も人体への作用も100%異なります。食塩をダイヤモンドの親戚と呼ぶような、荒唐無稽な話です。

理由4:味の素の成分が危険?原料が石油?

✅ 現在の原料はサトウキビ等、100%植物由来です

1960年代に一部で石油由来成分を用いた時期もありましたが、現在は一貫して植物由来原料を「発酵」させて作る、味噌や醤油と同じ製法です。

理由5:味の素は遺伝子組み換えの原料を使っている?

✅ 高度な精製により、製品に微生物やDNAは残りません

製造過程で遺伝子組み換え技術を用いることがあっても、最終的な結晶にはそれらの成分は一切含まれません。食品安全委員会もその安全性を認めています。

理由6:味の素の「アミノ酸等」という表示が危険?

✅ 日本の法律に基づいた正しい表記です

「等」は、核酸(しいたけの旨味成分など)が含まれていることを示す一括表記ルールです。何か怪しいものを隠しているわけではありません。

理由7:味の素はアメリカなど海外では禁止?

✅ 世界中で正式に認可・使用されています

米国FDAも「一般的に安全(GRAS)」と認めており、世界100カ国以上で使用されています。「海外禁止」は全くの誤解です。

理由8:味の素の社員は使わないって本当?

✅ 社員も家庭や社食で自信を持って使っています

社員食堂でもメニューに積極的に取り入れられており、製品に誇りを持って開発・販売している実態が公開されています。

理由9:味の素を摂りすぎるとどうなる?過剰摂取のリスクは?

⚠️ 唯一の懸念は「塩分の摂りすぎ」です

成分そのものに毒性はありませんが、ナトリウム(塩分)が含まれます。極端に大量摂取すれば塩分過多になりますが、これは醤油や塩と同じリスクです。JECFAも上限量の制限はなしとしています。国際的な機関の安全評価は理由2も併せてご覧ください。

理由10:味の素で味覚がおかしくなる・味覚障害になる?

✅ 科学的にそのような事実は認められていません

私たちは普段、トマトやチーズなどの食品から、味の素よりはるかに多い量のグルタミン酸を摂取していますが、それで味覚障害にはなりません。MSGも同様です。

理由11:味の素は赤ちゃんや妊婦が食べても大丈夫?

✅ 胎児や乳幼児への安全性も確認されています

グルタミン酸は母乳にも含まれる主要なアミノ酸です。離乳食などで適切に使用する分には、母体や発育に悪影響はありません。

理由12:味の素はアレルギーの原因になる?

✅ アレルギー特定原材料には含まれません

製品自体にアレルギー物質は含まれていません。一過性の過敏反応の報告は稀にありますが、深刻なアレルギーを引き起こす科学的根拠はないとされています。

味の素(グルタミン酸ナトリウム)が体に悪いがデマと理解しても、なぜ不安になるのか?

味の素の安全性を理解しても不安になる4つの理由

WHOやFDAといった国際機関が「味の素」の安全性を認め、科学的根拠に基づき12の噂を検証してきました。しかし、それでもなお「なんとなく怖い」「できれば避けたい」という感情が消えないかもしれません。特にお子様やご家族の食事となれば、なおさらです。

なぜ私たちの心は、科学的な「事実」と「感情」の間で揺れ動くのか。その正体は、主に4つの心理的な要因にあります。

1. 「化学調味料」という言葉が持つ強力なイメージ

かつては「先進的」だった言葉が、時代の変化とともにネガティブな印象と結びつき、私たちの不安を無意識に増幅させています。詳細は「誤解の背景」でも解説しています。

不安の根底にある「言葉の力」
化学調味料
🏭 人工的
🍂 不自然
🌫️ 公害・危険

2.「無添加」マーケティングによる無意識の刷り込み

スーパーで「無添加」「化学調味料不使用」という表示を頻繁に目にすることで、私たちの脳にはある種の「逆説的な恐怖」が刷り込まれています。

🛒 日常の風景
「無添加」が強調された商品が並ぶことで、「使わないことが正しい」という空気が作られます。
⚠️ 消費者の誤認
消費者庁の調査では、5割が「無添加」を選択し、そのうち7割が「安全で健康的だ」と科学的根拠なく誤認しています。
🧠 無意識の刷り込み
「不使用」をアピールする広告に毎日触れることで、「使うことは良くないことなのだ」という刷り込みが完成してしまいます。

3. 「危険」という情報の方が強く記憶に残る脳の仕組み

🧠 ネガティビティ・バイアス

人間の脳は、生存本能として「安全である」という100のポジティブな情報よりも、「危ないかもしれない」という1つのネガティブな情報を優先して記憶するようにできています。

SNSで目にした「体に悪い」という衝撃的なデマが、WHOのような公的機関の膨大な安全報告書よりも強く心に残ってしまうのは、あなたのせいではなく、人間の脳の仕様なのです。詳細は「メディア・SNSの影響」をご覧ください。

4. 健康不安とは別の「罪悪感」というブレーキ

「手抜き=愛情不足」という呪縛
従来の価値観:手間をかけてだしを取ること = 愛情
便利さへの葛藤:味の素を使うこと = 愛情のショートカット
🛑 心理的なブレーキの正体

この「後ろめたさ」こそが、科学的な安全データを素直に受け入れにくくしている大きな原因の一つです。

このように、私たちの不安は科学的な「事実」ではなく、言葉の響き、広告、脳の癖、そして道徳観といった多層的な要因によって作られています。まずは「不安になるのは自然なこと」と受け入れた上で、正しい知識を味方にしてください。

味の素との賢い付き合い方!実例と科学的な視点で料理を考える

「味の素」を使うことに罪悪感を抱く必要はまったくありません。本当に大切なのは、特定の調味料を「使う・使わない」という議論ではなく、最終的な食卓の上に「バランスの良い栄養があるか」です。

🥗
無理のない減塩と時短を両立

味の素は、食塩の摂取量を抑えつつ料理の満足度を上げることができます。忙しい現代人にとって、これほど心強い味方はありません。

🍣 味の素はお寿司屋さんでも利用されている

味の素は家庭料理だけでなく、一般的な飲食店、さらには職人の世界でも愛用されています。SNSではしばしば批判の対象になりがちですが、実際には高級店でも隠し味や「仕込み」の段階で使用されているという声もあります。

出典:YouTube(お寿司屋さんの現場から)

🍳 料理研究家とうま味の追求。料理は科学

「味の素論争」といえば、実業家の堀江貴文氏や、料理研究家のリュウジ氏による発信が有名です。彼らは一貫して「料理は科学である」という視点から、味の素の合理性を説いています。

出典:YouTube(堀江貴文 ホリエモン公式)

うま味(グルタミン酸)を足すことは、決して「手抜き」ではありません。食材の成分を理解し、より効率的に、より美味しく仕上げるための「知的な選択」です。科学的な視点を持つことで、不要な罪悪感から解放されます。

実例や著名人の意見を知ることで、
「なんとなく」の不安を「納得」に変えていきましょう。

🧂 味の素のメリット!「減塩」という健康への貢献

味の素の減塩メリット

「味の素」の最大の健康メリットは、その圧倒的な「減塩サポート力」にあります。塩分を控えなければならないけれど、料理の味がぼやけてしまう……そんな悩みを科学的に解決します。

📉
ナトリウム量は食塩の約1/3

味の素(グルタミン酸ナトリウム)に含まれるナトリウムは、食塩と比較してわずか3分の1。うま味を足すことで、塩を減らしても物足りなさを感じずにおいしく食べられることが研究で明らかになっています。

参考文献:うま味調味料ってなんだろう?|日本うま味調味料協会 🔗

「手抜き」ではなく「時短で賢い選択」
これまでの悩み 手抜きへの罪悪感
これからの実感 時短で賢い選択
味の素を上手に使えば、限られた時間の中で最高に美味しい料理が作れます。
大切なのは、調理の工程に時間をかけることではなく、生まれた余裕を家族との笑顔の時間にあてること。

それは決して手抜きではありません。「大切な人のために、美味しさと健康を賢く両立させた」という自分への自信を持ってください。

科学的な事実を知れば、
キッチンでの「後ろめたさ」は「合理的な自信」へと変わります。

味の素の代わり?「ほんだし」や「鶏ガラスープの素」も危険?

「味の素」の安全性がわかっても、日常的に使う「ほんだし」や「鶏ガラスープの素」はどうなのか気になる方も多いはずです。これらも「体に悪い」という噂を耳にすることがありますが、結論から言えば、味の素と同様に正しく使えば安全です。

ほんだしも鶏ガラスープの素も安全!ポイントは「調味料(アミノ酸等)」

味の素
成分:ほぼ100%うま味

サトウキビ由来のグルタミン酸ナトリウムそのものです。

風味調味料
成分:うま味 + 風味 + 塩分

エキス、食塩、砂糖を配合した「複合タイプ」です。

原材料表示にある「調味料(アミノ酸等)」こそが、安全性が確認されたうま味成分(グルタミン酸Na、イノシン酸、グアニル酸など)です。これらは決して「正体不明の化学物質」ではありません。

🥢 ほんだしの場合

主な風味は「かつお節の粉末やエキス」。そこに「アミノ酸等」を加えることで、家庭でイチから出汁をとるよりも安定したうま味を実現しています。

🐔 鶏ガラスープの素の場合

主な風味は「チキンエキス」。アミノ酸等を加えることで、スープのコクを深めています。どちらも「塩・砂糖・風味・うま味」をバランスよく配合した製品です。

安全性を気にする上で本当に注意が必要なのは「塩分」

健康を守る上で、アミノ酸よりも圧倒的に意識すべきは「食塩相当量(ナトリウム)」です。これら複合調味料は味が完成されている分、気づかないうちに塩分を摂りすぎてしまうリスクがあります。

⚠️ 日本人は塩分を摂りすぎている

目標値より毎日約3gも多いのが現状です。

👨 成人男性(1日あたり)
目標 7.5g未満
実際 10.7g

オーバー分:+3.2g

👩 成人女性(1日あたり)
目標 6.5g未満
実際 9.1g

オーバー分:+2.6g

「添加物が危ない」ではなく、
「塩分の過剰摂取に気をつける」
ことが、本当の健康維持につながります。

どんなものでも適量を超えれば身体に悪影響を及ぼします。例えば、健康に良いとされる大豆成分であっても体重ごとのイソフラボン摂取上限 🔗が存在し、それを無視してソイプロテインを過剰摂取することで副作用 🔗が起こるリスクがあります。

味の素が体に悪いに関するよくある質問(Q&A)

Q1 「ハイミー」も味の素と同じですか?体に悪いのでしょうか?

A.どちらも科学的に安全性が確認されており、体に悪いということはありません。

主成分は同じ「グルタミン酸ナトリウム」ですが、ハイミーはより「コクと深み」を追求した上位互換のような調味料です。

製品名 味の素 ハイミー
主な成分 グルタミン酸ナトリウム グルタミン酸 + イノシン酸 + グアニル酸
味わい 素材の味を引き立てる 強いコクと深い旨み
向いている料理 炒め物、浅漬け、卵かけご飯 煮物、麺類のつゆ、おでん

「ハイミー」は、かつお節やしいたけの旨みを加えた「合わせだし」のような役割を果たすため、少量でも非常に濃厚な味わいになります。

Q2 塩と混ざっている「アジシオ」も安全ですか?

A.はい、アジシオも安全な製品です。

「アジシオ」は、食塩の表面を「味の素」でコーティングしたものです。塩味とうま味が同時に付くため、ゆで卵や天ぷら、おにぎりなどの「振りかけ」用途に最適です。

ここが注意ポイント!
アジシオの主成分はあくまで「食塩(塩化ナトリウム)」です。味の素そのものの安全性とは別に、塩分の摂りすぎには注意が必要です。減塩中の方は使用量に気をつけましょう。
Q3 もし味の素を使わない場合、代わりになるものはありますか?

A.天然の食材や、他の発酵調味料でうま味を補うことが可能です。

「味の素」の主成分であるグルタミン酸は、以下の自然食材にも豊富に含まれています。これらを活用することで、無添加で深みのある味付けが可能です。
🌿 自然の食材から引き出す
  • 🌊 昆布だしグルタミン酸が非常に豊富。
  • 🐟 かつお節イノシン酸で相乗効果を狙えます。
  • 🍅 トマト・チーズ・味噌熟成された食材は旨みの宝庫です。
🥣 他の調味料を活用する
  • 🍵 昆布茶サッと溶けて手軽に旨みを補給。
  • 🥢 塩麹(しおこうじ)発酵の力で素材の甘みを引き出します。
  • 🥡 だしパック複数の旨みが凝縮された現代の必需品。
SUMMARY

味の素は体に悪くない!
正しい知識で情報をアップデートしよう

  • 「味の素は体に悪い」というのは完全な誤解です。
  • 主成分(グルタミン酸ナトリウム)の安全性は、国際的な専門機関によって証明されています。
  • トマトやチーズに含まれる成分と同じ、自然界にも存在するアミノ酸です。
  • 不確かなネット情報ではなく、科学的な事実をもとに判断することが大切です。

味の素を上手に取り入れることで、
減塩や時短、そして家族とのだんらんの時間が生まれます。

自信をもって、おいしい食事を楽しんでくださいね!

監修者コメント
監修者の写真

この記事では「味の素」が体に悪いというウワサについて、科学的根拠に基づき解説しました。主成分の安全性は国際的にも認められています。過去の経緯から誤解されがちですが、減塩や時短に役立つ点は大きなメリットです。もちろん、これに頼りすぎずバランスの取れた食事が基本です。正しい知識を持ち、罪悪感なく日々の料理に賢く活用していきましょう。
【監修】オオサカ堂 コンテンツ制作チーム(薬剤師在籍)

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