美容や健康のためにとアーモンドフィッシュを食べたところ、気付いたら一袋あけてしまい、かえって体に悪いのではないかと不安になったことはありませんか。
アーモンドフィッシュはカルシウムやDHAなどが手軽に補えるため、おやつとして人気がある一方で、「体に悪い」と不安の声があるのも事実です。食べ方や選び方によっては吹き出物や胃もたれ、体重増加の原因となることもあります。
「食事バランスガイド」では、おやつの目安カロリーは、1日あたり約200kcalとされており、こちらを目安量とすると良いでしょう(参考文献:「食事バランスガイド」の適量と料理区分|農林水産省)。
この記事では、アーモンドフィッシュが「体に悪い」と言われる理由と、安心して続けるための情報を紹介します。
【監修】オオサカ堂 コンテンツ制作チーム
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目次
【結論】アーモンドフィッシュは体に悪いは嘘!「食べ過ぎ」なければ効果いろいろ!
アーモンドフィッシュそのものは、適量を守れば体に悪い食品ではありません。どちらかと言えば、不足しがちなカルシウムや良質な脂質を補える優れた食品です。
「体に悪い」と言われる主な原因は、食べ過ぎや商品の選び方、体質によるものです。小魚にはDHAやEPA、カルシウムなど、アーモンドにはビタミンEや不飽和脂肪酸などが含まれています(参考文献:かたくちいわし/煮干し、アーモンド/いり|日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)。
これらは美容や健康維持に役立つ一方で、市販のアーモンドフィッシュには食べやすくするために糖分や塩分が多く含まれている商品も数多くあります。そのため、食べ過ぎると、カロリーオーバーや塩分・糖分過多となりがちです。
適正量を守ることで、体への悪影響を避けつつ健康への効果が期待できます。
アーモンドフィッシュが体に悪いと言われる理由5選!
体に悪いと言われる理由①食べ過ぎると高カロリー高脂質になりやすい
アーモンドフィッシュが体に悪いと言われる理由の一つが、食べ過ぎによる脂質の高さです。文部科学省の食品成分データベースによると、アーモンド(いり・無塩)100gあたりの脂質は約54.1g、カロリーは約608kcalです(参考文献:アーモンド/いり|日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)。
小魚自体にも脂質を含んでおり、二つを同時に摂ることで全体のカロリーは高くなります。アーモンドに含まれる不飽和脂肪酸は体に良いとされるものの、摂り過ぎれば単純に体脂肪として蓄積されます。
体に悪いと言われる理由②食べ過ぎによる消化不良、胃腸の不調、便秘・下痢に注意!
アーモンドには食物繊維が含まれていますが、その多くが「不溶性食物繊維」です。不溶性食物繊維は、適量であれば水分を吸収して便のかさを増し、腸を刺激することで便通を促します。
しかし、摂り過ぎると、逆に便秘の悪化や腹痛の原因になることがあります。また、大量に摂取した場合、ナッツに含まれる脂質の消化が追い付かず、胃もたれや下痢を引き起こす可能性があり、注意が必要です。
体に悪いと言われる理由③味付けの有無によっては塩分や糖分の摂り過ぎに
市販されているアーモンドフィッシュの多くは、砂糖や食塩などにより小魚に甘辛い味付けがされています。この甘みと塩味の絶妙なバランスによりつい食べ過ぎてしまいがちですが、毎日続けると糖質過多によるカロリーオーバーや肌荒れにつながります。
また、過剰な塩分摂取はむくみの原因や高血圧のリスクにもつながるため、注意が必要です。
体に悪いと言われる理由④添加物や保存料に敏感な方は商品選びが大切!
市販されている商品には、風味を保つための調味料(アミノ酸)や保存料、酸化防止剤などが使われていることがあります。
これらの添加物は国の認めたものなので、安全性は基準値内ではあるものの、体質に合わない方は避けなくてはなりません。安心のためには、できるだけシンプルな原材料で作られたものを選ぶ必要があります。
体に悪いと言われる理由⑤ナッツや魚にアレルギーがある方は注意が必要!
当然のことながら、アーモンド(ナッツ類)や魚介類にアレルギーがある場合、食べるのは避けましょう。特にナッツ類のアレルギーでは少量でもアナフィラキシーを引き起こし、場合によっては命に関わる重大な症状を招く恐れがあります。
また、小魚の漁獲過程で、エビやカニなどの甲殻類が混入している可能性が表示されていることもあります。魚だけではなく、甲殻類にアレルギーがある方も注意が必要です。パッケージの注意書きを確認してください。
アーモンドフィッシュの適正量とは?
アーモンドフィッシュの1日摂取目安量
間食の目安は、1日200kcal程度とされています(参考文献:「食事バランスガイド」の適量と料理区分|農林水産省)。
アーモンドフィッシュの1日目安量は、片手で軽く一掴み分20~30g程度が推奨されます。
アーモンドフィッシュのカロリー
商品によって異なりますが、20~30gで約100~200kcalです。これはおにぎり半分~1個(約170kcal)に相当します。
アーモンドを毎日食べると危険?
アーモンドは適量であれば、毎日食べても問題ありません。アーモンドを毎日食べることで身体への影響を検討した試験は、国内外で数多く報告されています。これらの試験において、1日30~60g程度を毎日食べることで、心血管疾患リスクの軽減や美容効果、腸内環境の改善など、多くの良い影響が報告されています。
一方で、食べ過ぎると脂質の摂り過ぎによるカロリー過多や、脂溶性ビタミンであるビタミンEや不溶性食物繊維の過剰摂取につながる恐れがあるため、注意が必要です。1日20~30粒程度であれば、健康被害のリスクは極めて低いと考えられます。
アーモンドフィッシュはメリット多数!ダイエットにも効果あり!
アーモンドフィッシュは低糖質でダイエット向き!原材料と特徴
スナック菓子等に比べてアーモンドフィッシュは糖質が低く、血糖値の急激な上昇を抑えやすいおやつです。血糖値が急に上昇したり下降したりする血糖値スパイクは、インスリンの過剰分泌を引き起こし、脂肪蓄積の原因となります。
甘く味付けされた小魚が含まれていますが、アーモンドの食物繊維と脂質により糖の吸収が穏やかになるため、全体としては太りにくいダイエットに適した食材と言えるでしょう。
小魚はカルシウムや鉄分、DHA/EPA、タンパク質が豊富!
アーモンドフィッシュの小魚は主にかたくちいわしです。小魚を丸ごと食べることで、骨の形成に必要なカルシウムや、女性に不足しがちな鉄分、体の構成に必要なタンパク質を効率よく摂取できます(参考文献:かたくちいわし/煮干し|日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)。
さらに青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、血液をサラサラにしたり、脳の働きをサポートしたりすることが報告されている必須脂肪酸です。
現代人の食生活で不足しがちな栄養素を気軽に補えるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
アーモンドはビタミンEやマグネシウム、亜鉛、不飽和脂肪酸が豊富!
アーモンドには、抗酸化作用を持つビタミンEが豊富に含まれており、細胞の老化防止や、細胞や血管の健康維持が期待できます。また、マグネシウムや亜鉛といったミネラル類は、代謝のサポートに役立ちます。
なお、アーモンド100g中に脂質は54.1gと半分以上を占めます。脂質のうち約70%が不飽和脂肪酸であるオレイン酸で、LDL(悪玉)コレステロールを減少させる効果が期待されます(参考文献:アーモンド/いり|日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)。
一般的なおやつの代わりに食べることで健康に!栄養比較
アーモンドフィッシュ小袋20gのエネルギーはおよそ110kcalで、糖質は約4gです。
例えば、ショートケーキ1個(約320kcal、糖質約40g)やポテトチップス1袋(約330kcal、糖質約35g)の代わりにアーモンドフィッシュに置き換えた場合、摂取カロリーはおよそ1/3に、糖質は約1/10にカットできます。
さらに、洋菓子ではほとんど摂れないカルシウムやビタミンEも摂取できるため、おやつとして取り入れることでダイエットだけでなく健康面へのメリットも期待できます。
| カロリー | 糖質 | |
| アーモンドフィッシュ小袋20g | 約110kcal | 約4g |
| ショートケーキ1個 | 約320kcal | 約40g |
| ポテトチップス1袋 | 約330kcal | 約35g |
アーモンドフィッシュの食べ過ぎ防止策!やめられない!とまらない!方へ
個包装購入や、小皿に小分けして量を管理
大きなパッケージに直接手を入れて食べると、食べた量が把握できず無意識に食べ過ぎてしまいがちです。この場合、個包装品を選ぶことで食べ過ぎを防止できます。
また、大袋を購入した場合は、食べる前に小皿に取りだし、食べる量を管理すると無意識の食べ過ぎが防げます。視覚的に量を確認することも、満足感につながります。
噛む回数を増やして満腹感を高める!
よく噛み、回数が増えることで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止につながります。アーモンドフィッシュは硬さがあるため、よく噛んで食べるのに適しています。
テレビやスマートフォンを見ながらのながら食べは、噛む意識が低下するためおすすめできません(参考文献:ゆっくり食べる|農林水産省)。
よく噛むことで胃腸の働きを助け、少ない量でも満腹感が得られるため、肥満予防につながります。
目につく場所や作業デスクに常備しない!
仕事中のデスクの上など、目につくところにおやつを置いていると、空腹でなくても気分転換やストレス解消などの理由で手が伸びてしまいがちです。
これを防ぐためには、アーモンドフィッシュに限らずおやつ全般を、棚の奥や立ち上がって取りに行かなくてはならないような場所に保管するのも一案です。「取りに行くのが面倒」という心理により、無用な間食が減らせます。
失敗しないアーモンドフィッシュの選び方!原材料や栄養成分表示をチェック
健康効果を期待する場合、可能な限り原材料がシンプルな商品を選ぶことが大切です。パッケージに表示されている「原材料名」と「栄養成分表示」を確認しましょう。
原材料は多いものから順に記載されています。そのため、【アーモンド、小魚(かたくちいわし、砂糖、醤油……)】といった順であれば比較的安心できますが、かたくちいわしよりも先に砂糖などの糖質が記載されている場合は、糖質がかなり多い商品であるため、注意が必要です。
また、糖分や食塩相当量は栄養成分表示より確認できるので、ご自身の目的に合った商品を選ぶ目安になります(参考文献:アーモンドフィッシュ 20g|セブンプレミアム)。
毎日食べてもいい?「毎日=少量」設計の考え方
適量であれば、アーモンドフィッシュは毎日食べても問題はありません。栄養補給の観点からは、毎日少しずつ継続して取り入れるのがおすすめです。
ビタミンやミネラル、良質な脂質は一度に大量に摂るよりも、毎日継続して補給する方が体内で有効に活用されやすいためです。1日1袋(約20g)を習慣化することで、不足しがちなカルシウムが補われ、美肌効果につながります(参考文献:カルシウム|e-ヘルスネット(厚生労働省))。
ただし、ニキビができたり体重が増えたりした場合は、量を減らすか、食事を含めて摂取する脂質を見直すなどの工夫が必要です。
「アーモンドフィッシュは体に悪い」に関するよくある質問(FAQ)
Q1.アーモンドは肝臓に負担をかけますか?
通常の食品として適量であれば、肝臓に悪影響を与えることはありません。
過体重・肥満女性がアーモンドを3か月毎日摂取したところ、肝酵素が改善した報告など、アーモンド摂取による肝臓への良い影響はいくつか報告されています(参考文献:A Randomized Controlled Trial of the Effects of an Almond-enriched, Hypocaloric Diet on Liver Function Tests in Overweight/Obese Women)。
ただし、糖分の多いアーモンドフィッシュを過剰に食べ続けた場合、結果として「脂肪肝」のリスクが高まります。アーモンドフィッシュを選ぶ際は、栄養成分表示を確認すると良いでしょう。
Q2.アーモンドフィッシュのデメリットはなんですか?
アーモンドフィッシュは食べ過ぎると、カロリーオーバーや糖質・塩分過多となる恐れがあります。
また、アーモンドも小魚も硬いので、歯が弱い方にとっては物理的なデメリットもあります。ナッツ類や魚介類にアレルギーのある人も注意が必要です。
Q3.アーモンドフィッシュにはどのような健康効果がありますか?
不足しがちなカルシウムとマグネシウム、鉄分などが手軽に摂れるため、ミネラルの補給に役立ちます。マグネシウムはカルシウムの吸収を助けるため、相性の良い組み合わせです。
さらに、筋肉の構成要素であるタンパク質や血流の改善が期待されるDHA/EPA、抗酸化作用のあるビタミンEなど、さまざまな効果が期待されます。
まとめ:アーモンドフィッシュは食べ過ぎなければメリット多い!
アーモンドフィッシュが体に悪いと言われるのは、主に食べ過ぎによるカロリーオーバーや、商品に含まれる糖分・塩分の過剰摂取が原因です。
一方で、カルシウムなどのミネラルやDHA/EPA、ビタミンEなど美容と健康に嬉しい栄養素をたくさん含んでいる優秀な食品でもあります。
- 1日の適量(20~30g 小袋1つ)を守る
- 砂糖や添加物が少ない商品を選ぶ
- よく噛んで食べる
これらを意識することで、毎日安心して続けられます。一般的なおやつの代わりにアーモンドフィッシュを取り入れて、美容と健康に役立ててください。

アーモンドフィッシュはカルシウムやDHA、ビタミンEを豊富に含み、美容や健康維持に優れたおやつです。一方で、味付けによる糖分や塩分の摂り過ぎ、過剰摂取によるカロリーオーバーには注意が必要です。不溶性食物繊維が胃腸の負担になる場合もあるため、1日20〜30gを目安に、原材料がシンプルなものを選びましょう。適量を守れば不足しがちな栄養素を効率よく補えるため、ぜひ賢く日常に取り入れてみてください。
【監修】オオサカ堂 コンテンツ制作チーム(薬剤師在籍)
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