2024/07/01
こんにちは、オオサカ堂スタッフブログです。突然ですがアラサー&アラフォーの紳士淑女の皆さん、ご自身のお肌は調子良いですか?30代半ばのわたくしスタッフSはというと、実は最近レチノールスキンケアを始めてみて、とても調子が良いのです。そんな訳で、今回は30歳を過ぎてからのお肌を救う「レチノールスキンケア」について解説したいと思います!
目次
実録!ミドサー筆者の肌悩み
まずは30半ばの私が実際に感じた肌悩みを赤裸々にシェアします。もともと私は肌質には恵まれており、思春期以降に肌トラブルで大きな悩みを抱えたことがないです。20代になり社会に出てからは肌を褒められることもあり、いつしか「私は肌がキレイなんだわ」と自覚するようになりました。
転機が訪れたのは30歳を過ぎてから。肌管理に関しては、体質的に人より恵まれていた分おろそかにしてしまったため、悩みは急に・いくつも・とめどなく現れてしまいました(笑)
ごまかせないシミと毛穴
一番の悩みが、頬のシミと鼻の毛穴です。ある日メイクをしようと鏡越しに自分の肌を見て、目の下にある無数のシミに驚きました。鼻の毛穴はいわゆる「イチゴ鼻」状態。下地を塗れば白く浮き出るし、ファンデを重ねれば肌色に浮き出ます。メイク方法を工夫してみても、デコボコとした鼻の印象はカバーできずショックでした。
重力に負けた「たるみ」たち
そして、もう一つの悩みがたるみです。私の場合、下を向いてスマホを覗き込んだ時に不意に写り込む自分の顔があまりにも老け見えしていてドキッとしました。また肌のたるみに合わせて毛穴も垂れ下がるように…。小鼻の横あたりの頬の毛穴が特に目立ちやすくなったと感じています。
突然現れるニキビ
20代の頃は気にもしなかったニキビに悩まされることに。顎、口周り、眉毛の近くなど、変なところに突然ニキビが現れるのです。これらはストレスや生活習慣の乱れから起こることも多いそうで、かといって社会でのストレスは自分で対策するにも限りがあります。しかも肌のターンオーバーが加齢により乱れているため出来たニキビは治りも遅く、それがまたストレスになる悪循環に。書いていて泣けてきました(笑)
レチノールとは?
そんな肌悩みの尽きない私を救ってくれたのがレチノール製品でした。さっそくレチノールについて解説していきます。
レチノールのはたらき
レチノール(Retinol)はビタミンAの別名です。皮膚に対しては新陳代謝(ターンオーバー)を正常化するはたらきがあります。正常な肌は約28日で生まれ変わり代謝されますが、エイジングとともにこの周期はどんどん遅れて、肌のくすみ、シミ、シワ、ニキビの治りにくさ、毛穴の開きや黒ずみ等につながります。
レチノールは即効性こそありませんが、使い続けることでターンオーバーの周期を正常に近づける効果があります。古い角質が表面にとどまることなく代謝されることで、ツヤっとした陶器肌が目指せます。ちなみに私はレチノール美容液を使いはじめて約2ヶ月経ちましたが、肌キメが均一になり毛穴が小さくなってきた実感があります!
豆知識
ビタミンAの誘導体として「トレチノイン」という医薬品成分も存在します。こちらは、レチノールの100倍の活性を持つともいわれる強力な成分です。実際に私もシミ治療で使用したことがありますが、確かにシミは薄くなるものの、皮むけや刺激感も強かったです。デイリーケアには不向きかもしれません。
レチノールの種類と濃度
化粧品に配合されるレチノールの種類は主に2つあり、ピュアレチノール(純粋レチノール)と、成分を安定化させたレチノール誘導体(例えばパルミチン酸レチノール等)があります。レチノール自体は光や空気に不安定な物質のため、ピュアレチノールは特殊なカプセルに内包するなどの安定化が施されていることが多いです。
続いて濃度ですが、化粧品においてパッケージや商品情報などから濃度を考察するのは案外難しかったりします。例えば「ピュアレチノール1%」と「パルミチン酸レチノール1%」では、濃度は同じでも成分が異なるため、どちらが良いか一概には判断できません。また例えば「ピュアレチノール1%配合」などと書かれていても、カプセル化した状態での1%なのかピュアレチノール単体としての1%なのかでは意味が違ってきます。そして、そもそも濃度の記載がない製品も多いです。
すなわちレチノール化粧品を選ぶにあたり、個人的には濃度表示をそこまで重要視しなくても大丈夫だと思います。 とはいえ初めてレチノール製品を使う方は、分かる範囲で“マイルド、低刺激、低濃度”といった記載のあるもの選ぶのが安心です。
レチノールスキンケアの注意点と使い方のコツ
A反応について
ビタミンAが配合された製品によるスキンケアで皮がむけたり赤くなったり、痒みや乾燥が起こったりする現状を「A反応」や「レチノイド反応」と呼びます。特に使い始めに起こりやすい反応で、ターンオーバーが促された結果なので効いている証でもありますが、反応が強すぎる場合は一旦中止して肌を休めたり、よりマイルドな製品に切り替えたりしてもいいと思います。また肌の様子を見ながら1日おきに使用してみるのもコツです。
使うのは夜&日中はUVケアを
レチノールは光や空気に不安定なため、基本的にはナイトケアの際に使用します。ただ最近は安定性を改良した製品も多いため、製品ごとの使用方法を確認するのが◎。日中の紫外線対策はより念入りに行うのがポイントです。ターンオーバーが促進されることで肌表面のバリア層が一時的に薄くなっているため、UVケアをおろそかにするとかえってシミやシワが増える可能性があります。
保湿ケアを念入りに
日中のUVケアとともに強化したいのが保湿ケア。レチノールはよく「攻めのケア」などといわれるように新しく綺麗な肌をつくるケアとしては優秀ですが、「守りのケア」が苦手です。レチノールを使う際は保湿ケアも念入りに行うことで、乾燥を防いで素肌のバリア機能を維持し、まさに攻めと守りのWケアが叶います。またしっかりと保湿することでA反応が改善するケースもあります。
まとめ|レチノールスキンケアはアラサー男女の肌を救う
年齢と共に肌のターンオーバーが遅くなるのは、もはや全人類が不可避の現実。男性は日頃スキンケアを意識して行わない方もいるかと思います。そんな方にこそレチノールスキンケアを取り入れてみて欲しいです。
医薬品と違い、化粧品によるケアは継続が第一。効果を実感するまでは時間も費用もかかりますが、早く始めれば始めるほど後々になって周りと差のつく綺麗な素肌になれるし、何より肌が綺麗なだけで他人からの印象は爆上がりするので、リターンは大きいかと思います。毎日のルーティンにぜひ取り入れてみてくださいね!
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