
寒い季節やエアコンの効いた室内などで、肌が乾燥してしまい、顔や体のかゆみがつらい…とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
肌が乾燥するとバリア機能が低下し、かゆみの一因となることがあります。
そこで今回は、乾燥によるかゆみの原因と対策、おすすめの保湿クリームを部位別にご紹介します。
今日からできる対策で健やかな肌を手に入れましょう。
目次
かゆみの原因の一つは乾燥によるもの
肌のかゆみはアトピー性皮膚炎やアレルギー反応など、さまざまな原因で起こりますが、その一つに乾燥があります。
肌が乾燥すると、表面にある角質層の水分が減少し、皮脂の分泌も低下します。
これにより、肌を守る「バリア機能」が弱まり、外部刺激に敏感に反応するようになります。
その結果、肌はかゆみを感じやすくなります。
乾燥肌のかゆみ対策
刺激を与えない

肌にかゆみを感じたとき、かいたり、叩いたり、こすったりしたくなりますが、これらは肌への刺激となるため、刺激は与えないようにしましょう。
肌が乾燥している時は、角質層のバリア機能が低下し、肌はダメージを受けやすい状態になっています。そのため刺激を与えると、さらにかゆみを悪化させてしまう可能性があります。
冷やす
かゆみを我慢できないときは、保冷剤や冷たい水で冷やすのも方法の1つです。
冷やすことで神経の興奮を抑えられるため、一時的ですがかゆみがおさまったように感じられます。
ただ長く冷やしすぎると肌の負担となるため、かゆみがおさまったら冷やすのをやめるようにしましょう。
保湿ケアをする

保湿を行うことで、肌のかゆみが和らぐ場合があります。保湿剤は、水分の蒸発を防いだり、水分を保持したりする働きがあります。
たっぷりと水分を補給してくれる保湿因子(尿素など)、保湿保持作用の高いセラミドやワセリンなどが配合されたクリームを選ぶのがおすすめです。
また、かゆみがひどい場合には、かゆみを抑えてくれる抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン塩酸塩など)やリドカインが+αで配合されているかも見るとよいです。
【部位別】乾燥肌のかゆみにおすすめのクリーム
保湿クリームを選ぶ際には、次の3つのポイントをチェックしましょう。
・成分:セラミドや尿素、スクワランなどの保湿成分が配合されているかを確認しましょう。
・使用感:肌にスッと馴染むものや、ベタつきが気にならないものがいいのか自分の好みによって選びのが◎。
・部位:顔用、体用、それぞれに適したクリームを使い分けるのがおすすめです。
【顔用】おすすめの保湿クリーム3選
[SVR]センシファインニュートリバーム
[CLARINS]ハイドラエッセンシャルシルキークリーム
[BIOLOGIQUE RECHERCHE]エマルジョン オリジネル リジェネランテ
【体用】おすすめの保湿クリーム3選
[PHYSIOGEL]インテンシブクリーム
[CeraVe]モイスチャライジングクリーム
[Medmaker]Uリペアクリーム
尿素やアボカドオイル、ワセリンなどの保湿成分を配合した乾燥肌用のクリームです。
肌の保湿と保護をし、なめらかな質感の肌へと整えます。
ひどい乾燥には、U2クリーム超乾燥肌用がおすすめです。
乾燥を防いで肌のかゆみから解放されよう
肌のかゆみは、乾燥によるバリア機能の低下が一つの原因となります。
しかし、しっかりとケアを行うことで、乾燥による肌のかゆみを和らげることができます。
一年を通して肌の乾燥とかゆみに悩む方をはじめ、冬場に乾燥による肌のかゆみが起こる方は、今回ご紹介したアイテムをぜひ試してみてください。
乾燥を防ぎ、かゆみが起こらない健康的な肌を目指しましょう。
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